持久力テストのつもりで始めた早朝散歩
朝の空気は気持ちがいいですね。現在はたくさんの健康法があります。速足ウォーキングは体に優しく有酸素運動になり、30分で85〜150`カロリー消費するそうです。
早朝散歩は体内時計をリセットし快適な気分になります。昔から言われている「早起きは三文の徳」ということですかね。
今から30年(1984)前、私は散歩を始めました。それまでは娘のお弁当づくりで毎朝5時半ころ起きていました。娘の高校卒業を機に早く起きていた習慣を早朝散歩に切り替えました。
最初は独り散歩でした。朝早く綱島街道沿いを歩いたり走ったりして変化をつけていました。
いつまで続くかな? との不安がある自分自身の持久力のテストです。3日続けば1週間、1カ月続けば半年と続き、そして習慣になりました。 |
|

早朝5時の綱島街道
左手が日吉駅、右手が慶應キャンパス
2014.4.19 著者撮影(以下同じ) |
|
わたしの散歩道、約5`を約1時間10分かける全行程
|
|
私の散歩コースは、わが家から日吉駅→ 中央通り→ 地区センターの裏道→「松の川緑道」に入ります。
慶応グラウンドの桜は満開、慶応の野球場、ラグビー場、サッカー場を通り抜け、下田小学校、大きな団地「サンヴァリエ日吉」へ。
そこから急な下り坂から「西量寺」→「駒林小学校」→ 「金蔵寺」→日吉で一番難所といわれる「赤門坂」へ。
坂の途中に旧家の横山家の真っ赤な門が目立ちます。これが「赤門坂」の地名の由来と聞いています。その一族に神奈川県が生んだ唯一の横綱は、第33代横綱・武蔵山(本名 横山武)だそうです。(詳しくは当サイトの「いくつ峠を越えたかな」N.10ご覧ください)。
住宅街を通りぬけ約5 `を約1時間10分かけるのが、私の早朝散歩の行程です。
|
|
自然がいっぱい、脚に優しい土の道、「松の川緑道」
|
昭和57年(1992年)、昔の用水堀「松の川」は暗渠化され、約2.1`bの遊歩道「松の川緑道」になりました。
道幅は約2bに整備され、所々に湧き水があり、小川も流れ、道端に樹木や草花(ハナニラ、ヤマブキ、ツルニチニチソウ、シャガ、ボケの花)などが咲き乱れています。雑草もあり、小さな可愛い花を咲かせています。そう、雑草という野草はありませんよね。ちゃんとした名前がついているのですよね。当サイトの「野草-World」の取材でいろいろ勉強しました。
とくに嬉しいのは、都会から消えた“土の道”であること。硬いコンクリート道路にはない、脚に優しく柔らかい感触が心地よく感じられます。
「松の川緑道」が完成してからは、夫もいっしょに散歩するようになりました。
|

日吉地区センター裏門付近にお地蔵さんも |
|

湧水が流れる小川にシャガの花が咲く
|
|

土の道は緑のトンネル
|
|

右は慶応大グラウンド、左が桜の大木
|
|

道端にシャガの花などが |
|

ムラサキケマンの花も |
|
|
30年間風邪知らずなど、さまざまな効果があるようです
|
|
|
 |
「とうよこ沿線」TOPに戻る |
 |
次ページへ |
|
 |
「目次」に戻る |
|
|
|