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横浜港とグランドホテル
明治十年代の風景。中央が現マリンタワーの隣あたりにあったグランドホテル。
当時カラーフィルムは無く、以下紹介の写真は、日下部金兵衛による「手彩法」という人工着色手法でカラー写真にしたもの。
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開港日本の玄関口、横浜港桟橋
赤レンガの税関監視部、貨客船、遠くへ延びる桟橋……。首都東京まで陸路で約30`、海上は風波穏やか、水深の深い天然の良港。ここから徳川300年の鎖国の扉が開かれた。
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現在の山下公園
手前小舟が浮かぶあたり一帯は現在の山下公園。市街地は大正12年の関東大震災で壊滅的な打撃を受け、ガレキの山と化した。そのガレキでこの海岸を埋め立て現在の山下公園になった。
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本町通の横浜郵便局
ルネッサンス建築様式を思わせる横浜郵便局は1880年(明治13年)からわが国最初に外国郵便を取り扱うようになった。右後方が神奈川県庁。
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初代横浜駅(現桜木町駅)
わが国最初の鉄道が明治5年横浜〜新橋間に開通して間もない頃、「横浜ステンショ」と呼ばれていた初代横浜駅。
右手の線路は機関車の方向を変える回転台がある。橋は弁天橋。橋の正面は交番。
後述の下岡蓮杖は日本で最初の“乗合馬車”を横浜〜日本橋間に4時間で走らせたが、1時間足らずで終始発を走る鉄道に勝てず、廃業した。
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野毛山の花見
写真は伊勢山皇大神宮の表参道。右手前にガス灯が見える。夜はガス灯の下で夜桜が楽しめた。日本最初のガス灯は桜木町駅前の大江橋〜本町通間に点火された。
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芝居小屋のある伊勢佐木町通り
明治時代、芝居は大衆と芸術を結びつける娯楽で小屋の前に主役の名入りの幟が立ち、賑わった。
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西洋文化の窓口の一つ、元町
右手に明治15年創業の宝田洋家具店などの家具店が並ぶ。正面はお寺の増徳院(現在南区に移転)。
明治10年(1877)石川孫左衛門はこの元町通りで自転車16台を輸入し日本最初の貸自転車屋を開いた。元町でパン屋を開いた中川屋嘉兵衛は慶応3年(1867)に日本人で初めて“新聞広告”を出した人
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下岡蓮杖ゆかりの地、弁天通
家や店の前に青竹としめ縄にしめ飾り、国旗……。左3軒目の呉服店は野沢屋(のち、伊勢佐木町に移転)。
この通りで下岡蓮杖は日本人最初の写真店を開業。また近くで明治3年(1870)日本最初の日刊新聞「横浜毎日新聞(現毎日新聞社)」が創刊された
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