編集:岩田忠利/編集支援:阿部匡宏/ロゴ:配野美矢子
NO.375 2014.11.15  掲載 

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  今昔写真の映写会、各地で開催

  初めての映写会(スライドショー)に出席者感動

 2005(平成17)33日午後630分〜9時、「えんせんシニアネット」初の親睦パーティーが日吉康楽飯店に19名が集まって開かれ、その時のイベントに「わが町語ろうかい(会)」と名づけた初のスライドショーを行いました。題は「港北の変貌」。

 当時は大型スクリーンに画面を映し出すスライドショーがまだ珍しく、みな興味津津、身を乗り出して観賞、大好評……。
 閉会後もその興奮が収まらず、出席者が教室(編集室)で茶菓子の二次会。話題はもっぱらスライドショーに集中、「こんどはウチの町内会でやってください。いや、うちの老人会で…」と次々“出演”依頼が出るほどに。


 まずその注文に応えるには機材運搬が容易な近場、地元日吉地区から……。それが徐々に広がり、港北区役所での生涯学習講座へ、さらに港北区内全域に拡大し町内会・婦人会・老人会・商店街へと依頼が増えていきました。そして神奈川区内や中区内へと飛び火、横浜市庁舎内の建築部職員対象の公演にまで発展しました。また同建築部の出張所がある戸塚区・瀬谷区・泉区・栄区などの職員は公演場所が遠すぎて見られないと、戸塚区内の施設で公演したこともありました。



   平成17年9月16日、開演前の日吉町町内会館で

地元、日吉町とあって顔見知りの“お客様”が多い。それも婦人会の主催、ご婦人方が大半です。朝早くからたくさんの皆様が見えました



 



       NHKラジオが全国にナマ放送


  2006(平成18)2月21日、NHKラジオ番組「今日も元気! わくわくラジオ」で当編集室でのスライドショーの場面が土肥佳子レポーターによって全国に実況中継されました。

  さすがNHK、放送後の一両日は友人知人や親戚から電話やファクス、メールやインターネットでいろんな感想を頂戴しました。
 「徳島の田舎をカーラジオを聴きながら走っていたら、突然あの懐かしい岩田さんの声が飛び込んできて、ビックリしました〜」という徳島市在住の湯浅嘉之さんからの電話など。

 事前にホームページで放送予定を告知しておきましたら、当日の夜、「会社の帰り道ですから・・・」と録音したテープをわざわざ東京からお届けくださった東急本社の天野恒夫さんという方がいらっしゃいました。



目で見るスライドショーを臨場感たっぷりに耳で聴かせたレポーター・土肥佳子さん
  撮影:宿崎貞夫さん


  日吉台小学校開校133周年記念日、聴衆742人


  2006(平成18)6月23日、横浜市立日吉台小学校はこの日が開校133周年の記念日。この日、記念行事として当方のスライドショーを公演してほしいとの校長先生からの依頼です。

 開演前、校長室で学校長の先生にお会いし、全校児童が体育館に集まって果たして静かに観ていられるかが心配でしたので、「これだけ大人数が集まって無事に映写会ができるでしょうか?」と私が率直な質問をすると、校長先生は、
 「うちの生徒は、それは心配ありませんよ。ちゃんとわきまえていますから大丈夫です。私が保証します」とキッパリ断言されました。

  会場の体育館に受持ちの先生に引率され、1年生から順番に次々6年生までの各クラスの児童が入場してきます。全校児童702名と教職員40名、観客総数742人……。これだけの人数が体育館に集まっただけでもその情景は迫力があり、壮観です。校長先生のお話のとおり、私語などの雑音がなく、静かなのには感心しました。

  スライドショー「日吉の昔と今」、いよいよ上映開始……。画面に映る、見慣れた日吉の街の変貌ぶりに一斉に「ワァ〜、ワァ〜……」。画面が変わるたび、その素直な大歓声は続きました。

  その甲高い子どもたちの驚嘆の合唱は、今まで耳にしたことのない大音響です。それは、終演後も耳にいつまでもこびりついている感じでした。



創立記念日の日吉台小学校の体育館。スライドに歓声をあげる742人

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