編集:岩田忠利/編集支援:阿部匡宏/ロゴ:配野美矢子
NO.348 2014.11.03  掲載 

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樹木

「綱島文化寄席」を後援

  


◆主催 中国料理店「寿光」 ◆後援 「東横沿線を語る会」
 


昭和58年1月発行「とうよこ沿線」第14号“橙”から転載

  1982年(昭和57年)1016日に第1回綱島文化寄席を三遊亭遊三、同小遊三、春風亭柳橋、柳亭小痴楽ら落語家の協力を得て綱島の中国料理店で開く際、上記の紹介記事を本誌に掲載し読者の入場を勧め、希望者には前売り券を販売するなど、当編集室で後方支援してきました。
 この綱島寄席は翌年
113日まで6回、隔月で公演。出演者は毎回出血サービスで熱演、立ち見がでる賑わい、たいへん好評でした。
 

          観客席の声

 

■笑ったご褒美に色紙

 座布団に座って面白いお話をする落語大好きです。出し物「芝浜」「堀の内」「裏は花色もめん」「目黒のサンマ」「ソコツの使者」、まだいっぱい知っています。

 私は、はじめて実演を見たんですが、声や顔まで変え何人もいるように話すのでおもしろくって……始めから終わりまでクスクス笑っちゃった。あんまり笑ったので、遊三師匠さんが私に色紙をくれました。楽屋に案内してくれた遊ぼうさん、どうもありがとう。早く羽織を着られるようにがんばってね。
 千葉 望さん(綱島・新吉田第二小4年、9歳)


「五人まわし」を演ずる三遊亭遊三師匠

■本牧亭よりも


 綱島にくる落語なんか、どうせロクなもんじゃないだろう、と思っていた。が、あんな立派な噺家さん達、あんな立派な舞台、びっくりしちゃいました。何度か通った本牧亭よりずっと身近で聞けて、もっともっと良かった。
 2回目公演のときは、隣近所のお友達を誘ってみんなでケラケラ笑っちゃおう、と楽しみにしているのです。細川一江さん(綱島・主婦・47歳)


■独特な雰囲気

 歩いて数分の所でナマの落語をきくなんて、ほんとに夢みたいですよ。テレビなんかで見るよりずっと雰囲気があるものなんですねえ。本職のかげ囃子がきて、ご立派な舞台に金屏風と赤いもうせん、独特なムードがあっていいですね。
 つぎの綱島文化寄席はいつでしょうか。孫たちを連れて行くのを首を長くして待っているのです。
 山火好子さん(綱島・無職・67歳)

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