編集:岩田忠利/編集支援:阿部匡宏/ロゴ:配野美矢子
NO.341 2014.11.02  掲載 

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樹木  

「外国人と日本語で話す集い」ほか3件報告


にゅうす編集室
 から



1.「外国人と日本語で話す集い」

  
 申し込み殺到、定員の4倍強


  本会「東横沿線を語る会」主催青山スクール・オブ・ジャパニーズ後援の「第1回外国人と日本語で話す集い」は、驚くほどの反響があった。

  読者とスタッフで定員いっぱい。そこへ朝日新聞の報道。開会時刻の直前になっても編集室の電話は鳴りっぱなし。

  なお、会場は慶応義塾大学塾監局(いわゆる事務局))のご厚意で5教室と広い集会場を無料開放くださったもの。

  申込者は定員30人の4倍を超えた。参加者は外国人が18人、日本人が37人、ほかに通訳が5人、計60名。ちなみに外国人の皆さんの国籍は米、英、独、仏、豪、比、台湾、イスラエルの8カ国。

 (昭和55年*1980)1019日(日)午後、風強し。日吉の慶応大学キャンパスはいちょうの葉が舞い、空は紺碧。

  教室は5クラス、5グループが「子どものシツケ方の違い」「余暇のすごし方」の二つのテーマで真剣に話し合った。
 その結果は、全員が広い会場に再度集合し、グループ代表が順次グループの総括意見を発表。それに対し参加者が質疑しディスカッションを終了した。

 日本語が正しく伝えられたか幾分疑問が残るものの、楽しい意義ある第1回だった。
  当日チェアマンとなった石川静枝さん、永島功一さんから当日の感想文を名文で寄稿していただきましたが、残念ながら割愛いたします。



「開会のあいさつ」――易しい日本語でゆっくり話すのがコツ―ー




     花束交換
のっぽの米国人・ワースさんと最年少の久保島紀子さん
 以下の写真は3グループのみ。D・Eグループの皆さん、ごめんなさい!


Aグループ




       Bグループ
おや、左から2番目にアルメルさんの顔が見えますね


Cループ


 
    「第2回外国人と日本語で話す集い」予告

 (昭和56年)1月25(日)午後1時 会場は前回と同じ。テーマ:“旅行”(私の好きな所)

 第2回は標記のとおり、ひらきます。日本人参加者の定員は先着30人。申込みはハガキに住所氏名、電話、職業、年齢、参加希望の理由を明記のこと。

 会費(実費)と場所は後日、出席者に連絡いたします。



2.「神奈川県知事室訪問」

             
               長洲知事も愛読者




長洲知事を囲んで




長洲一二知事に本誌をを贈呈する編集長

  (昭和55)1017日、岩田編集長、石川静枝さん、川田英明カメラマン、私(鈴木好子)の4人が県庁知事室へ。

 「これがかの有名な、『とうよこ沿線』2号ですか」と長洲知事さんの開口一番。

  「1号も良くできていましたが、また一段と充実しましたね。これだけの本を作るのは、大変だったでしょう」
 と私たちに労をねぎらってくださり、続けてこんなお言葉を、

  「タウン誌はいっぱい出てますけど、発刊の動機そのものが、この雑誌はユニークですね。私は新聞やテレビで見て、期待してたんですよ。こういう雑誌はみんなで育てていきたい。機会があれば、私も書きますよ」

  帰りぎわ、知事さんは私たち一人一人に固い握手で寄稿の約束をしてくださいました。(鈴木好子)


3.「横浜市長室訪問」

   
       細郷市長、本誌を読みながら……



  「ウーン一立派ですねェ…。いろんなタウン誌を見たけど、こんなに内容の豊富なのは初めてだよ。」「費用はどうしていらっしゃるんですか。そう広告でねェ。そりや、大変ですね」。

 さらにこんなご発言も。「この編集も大変ですね。これが素人の方々の参加でできたんですか。なるほど。フーン」「東横沿線に住んでいらっしゃる方は、なかなかハイレベルの方が多いんですねェ。ぼくも東横線の反町駅ができる前に、あのガードの上のほうに住んでいたんですよ」

 ページをめくりながら、しきりに感心なさってから、同席の職員の方に、
 「キミ、定年になったら、“とうよこ沿線編集室”に再就職したらどうかねエ?」

  終始笑顔で取材に応じてくださり、最後に素人記者の私に暖かい励ましの言葉までを。(川崎常子)



細郷横浜市長と川崎常子さん

  

  その後、細郷道一横浜市長から編集室に届いた手紙

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  川崎常子さんから「とうよこ沿線」をいただいた。最近タウン誌がふえている。いまのマスコミが地域の市民の欲求をみたしていないからであろう。みると108ページの堂々たるタウン誌である。

  それにしても、これほどに内容の充実したものにはお目にかかったことがない。編集の手腕も素晴らしく、それぞれの頁がうまくおさまっているのに、先ずおどろいた。それに幅広い話題、数々のインタビュー、座談会などが掲載されている。加えて古いことも最近のことも。これらがことごとく沿線の新しいセンスをもつ人達の手になるときいてさらにびっくりした。東横沿線のもつ実力を遺憾なく発揮している感じ。

  まだ2号が出たばかりだというが、今後の発展が目にみえるようだ。第3号が待ち遠しい。


4.「テレビ取材」

          テレビ朝日が、15分放映


 
テレビ朝日は(昭和55年)10月6日午後6時からの番組「サテライト」で私たちの行動を「主婦がつくる沿線雑誌」というタイトルで15分間放映した。

 取材は一日がヘリコプターで東横線沿線を空から撮影、一日は私たちの広告募集活動、編集会議の模様などをテレビカメラで追って取材でした。


 このビデオをご覧になりたい方は編集室でお茶でも飲みながらどうぞ……。



会員・吉谷恵美子さんを取材するテレビ朝日のクルー








放映されたテレビ画面から


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